父系DNA(Y染色体)に疑問
https://cyrus2.hatenablog.jp/entry/2023/10/29/235638
の続きです。
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疑問点と、留意すべきと思う点を列挙します。
・PCR検査は本来、DNAなどの分析に使うもの。
PCR検査は、少ない遺伝子を増殖させて分析可能な量に増やすのが
もともとの目的らしい。
発明した張本人は、ウィルス分析に使うべきでないとしている。
コロナ禍で有名になったこの技術、Y染色体の分析などでこそ
使うべきなはずだけれど、使ってもなお、8000年以上前の貝塚人骨
などを分析できないのか?貝塚はカルシウム豊富で人骨も残りやすい
というけれど?
たかだか3000年前(北部九州は弥生時代)の人骨で
縄文人と決めつける事はできない。
稲が検出された岡山の朝寝鼻貝塚は分析したのか?
・mRNAワクチンは、人の遺伝子を改変してしまうと言われている。
それによって将来、日本人ではない人種が大量に渡来したなどと
錯覚されたりする恐れは?実際の所どうなの?
・分析は歴史を知っている人に委ねるべき。
Y染色体検査の専門家が、義務教育・受験勉強程度の
大本営発表丸暗記レベルの知識しかないまま
データ分析などできはしない。歴史真相に詳しい人に公開すべき。
情報独占して1人の結論だけを公表する体制はおかしい。
データをひろく一般に開示すべき。
(大本営の手下に「結論」を捏造できないようにしないと無意味。)
・権力者の周りがイエスマンだけで諫言できない体制は危険。
ゲームとか自動販売機の音声の日本語がおかしいが
日本語を分かってない権力者に部下が何も言えない
状態なのだろうと思われる。
Y染色体データ独占者らしい崎谷氏の周辺は
少しも歴史を知らない部下しかいないか、
何も言えない状況なのが明らか。
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次に。
系図を検証する上で重要な知識について。
魏志倭人伝をはじめとする中国の文献は
倭人を夏や周の末裔(句呉や越からの亡命者)と見ている。
であれば、男系遺伝子(Y染色体)はO系統の可能性が高い。
これはニニギ朝ヤマトでも、ニギハヤヒ朝ヒノモトでも
同様ではないかと思われる。
ニニギもニギハヤヒも「ニギ」が共通しているし
天のホアカリ命とニギハヤヒ様を同一視する説もあり
天のホアカリ命はニニギ命の親類。
崇神系イリ王朝は別系統の可能性が高い。
そもそも「万世一系」ではない可能性が非常に高いわけで
都合よい部分だけを取り出すような検査結果はあてにならない。
可能性がある。
長年そう思ってきたのは、父が守護の神々から
そのような説明を受けていたらしいから。
「神武東征」3代目は白山菊理媛様の娘を娶ったと伺っている。
恋愛結婚という、平和な話だった。
けれど、八幡宮の伝承などに詳しくなると、疑問を持つようになる。
はじめの八幡神は大日霊女貴様だったらしい。
八幡信仰の原型は人類最初の母子までさかのぼるらしい。
聖母子信仰
https://cyrus2.hatenablog.jp/entry/2023/07/02/234114
日霊女(ヒルメ)と組になるのは
日霊子(ヒルコ)ではないかという鋭い指摘もあります。
父には考古学の知識などない状態で、
神々・諸神霊様は一応納得できるように説明してくださった、
というような側面があり、
それほど詳細な、厳密な歴史ではなかった可能性もあります。
今、考古学知識の増えた私が尋ねたら、もっと厳密な
詳細な歴史が明かされる可能性もあります。
もっとも、そこは考古学的・科学的に解明させて
手柄をあげさせようという側面もあるようですが。
ひふみ神示を読んでいると。
母なる大地の女神のシンボルが蛇のようで
大物主様は蛇神とされているが
大物主様と同一視されるニギハヤヒ様の系統は
白鳥をシンボルとしている。
鳥は天地の御子のシンボルだったと推測される。
時期もあるらしい。現在では、大歳神ニギハヤヒ様の
御子である御年神と同一視されているのが瀬織津姫様。
そして、その母神と考えられるのが白山菊理媛様。
遠野などにおいて顕著な信仰。
エミシの国の女神
https://ameblo.jp/cyrus2/entry-11916673668.html
応神天皇は配偶神でしかなかった可能性大。
・・・あるいは、ニギハヤヒ様が配偶神だったのかも。
人によっては、飛騨伝承や富士宮下文書などをもとに
ニギハヤヒ様をも縄文系ではないかと考えるようです。
けれど、普通に考えれば倭人ないし隼人の御名です。
縄文の遺伝子を継いでいる可能性があるのは
白山菊理媛様・瀬織津姫様の女系。
実際問題、天つ神の血液型と考えられるA型は
西日本から岐阜にかけて若干比率が高く、
中でも出雲で濃いのです。次が熊本、
その次が北九州です。(狗奴国、邪馬台国かと。)
https://ameblo.jp/cyrus2/entry-11744062155.html
沖縄などの離島や遠野物語の岩手はO型が多く
これが国つ神の血液型と考えられます。
と思われます。
縄文時代の北海道の女系遺伝子はN9bらしく
沖縄ではM7aが多めらしいので
このどちらかが縄文系で、どちらかが倭人系
ではないかと思います。ざっくり言えば。
あるいは本来、倭人とは苗族などを指したのだけれど
中華の人(夏、殷、周の王族など)だった人々が
倭人と一緒になって渡来していて、王族がO系統で
苗族などの追従者がD系統だったりするのかも知れない。
ホツマツタヱでは、白山菊理媛様を
アマテル様を産湯に浸した叔母とするようです。
(天照国照彦・天火明・櫛玉饒速日命)でしょう。
その配偶神がニギハヤヒ様という解釈となりそうです。
縄文系の女神を配偶神とする事で王位についた
可能性があるのです。
そして飛騨一宮・位山の伝承では
なのです。ここで言う神武は東征3代目・応神天皇
と考えられます。あるいは実際は
指しているのかも知れません。
「継体天皇は簒奪者ではないか」という意見に対しては
「むしろ大鷦鷯や雄略の系統こそが高句麗系で簒奪者」
の可能性が高い事を示しました。
継体天皇の「神武東征」
https://cyrus2.hatenablog.jp/entry/2023/08/27/170846
https://cyrus2.hatenablog.jp/entry/2023/09/16/092150
そして、
古墳時代ってなに?
https://cyrus2.hatenablog.jp/entry/2023/10/01/202816
再び天つ神から政権を簒奪している可能性を示しました。
隼人というのも天つ神の本来の皇統を指すのか
大山祇神様などの国つ神を指すのか不明瞭。
どちらかと言えば天つ神(倭人)と同じだったように感じるが。
その先もまだあるのです。
北朝には足利義満の血統が入っている可能性が指摘されています。
そして、東山天皇の子孫の男系遺伝子はD系統だと言うのです。
また、物部氏もD系統だと言われています。
(奥州安倍氏などと入り混じってる可能性もありますが。)
しかも、ニギハヤヒ朝ヒノモトの故地にある
都母の碑(日本中央と書かれた岩がそれとされる)を
見たがっていたそうです。
また、継体天皇と関わる越前二宮・剣神社の
神官の血筋の織田信長公を御祀りする
建勲神社を創始なさっておられます。
・・・ところが、今の大本営は信長公を
明らかに敵視しているのです。
このように、皇統は何度も入れ替わっている
可能性があります。それが科学的に明らかに
できるような公正な社会になっているのか?
という疑問があるわけです。
信長公への誹謗中傷は非常に不公正ですからね。
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整理しておきましょう。
ニニギのミコト、ニギハヤヒのミコト、
崇神天皇は別系統の可能性大。
応神天皇でO系統に戻っている。
継体天皇もO系統。
大鷦鷯から雄略までは高句麗系の可能性あり。
天武はO系統(天つ神系)と思われるが
(天武は天智より年上で弟ではないと指摘されている。)
その子孫かも知れない東山天皇はD系統だという。
D系統はチベット高原に多い。
D系統の中に、日本で派生した系統があるというが
「だからそれが縄文人だ」とするのは暴論。
D系統だったというだけで、大平山元遺跡などの話ではない
ので、倭人や隼人の可能性大あり。)
しかし今の皇統は別なのかも知れない。
「安西孝之 秋篠宮」で検索してみてください。
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それでは・・・みなさんは、崎谷という一人の
ろくに歴史を知らない人物に
こうしたもろもろの疑問を解消するような
大々的な調査ができると思いますでしょうか?
権力の顔色を気にする事なく公正に?
・知性の有無は賊を警戒するかどうかとは関係なさそう。
賊を警戒するのは
過去に被害を受けた方と
賊自身だけのようだ。
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9日(木)14アクセス。
10日(金)11アクセス・・・だけど月別表示では13アクセスになってる。??
11日(土)土曜日なのに少ない。翌12日0時台を含めないと5アクセス。
12日(日)14アクセス。未明0時台を含めないと12アクセス。
土日少なければ月曜日多いこともあるのだけれど、
どうなる事やら。13日夜か14日未明には
また記事を載せるつもりだけど
載せるとアクセスが止まる事も多いし・・・。