超革新ひふみ神示

超革新ひふみ神示

ひふみ神示は、金をかけて先入観を植え付けようとする勢力を称賛などしてません。 「神で食うて行くことならん」ともあります。 虚心坦懐に読んでみてください。

父系DNA(Y染色体)に疑問

人類の遺伝子の話。

 

性染色体にはXとYの2種類があり、

女性はX染色体2つ、

男性はX染色体とY染色体を受け継ぎます。

 

Y染色体は、父親から男子へ、

「父系で伝わっていく」遺伝子

という事になります。

 

日本と周辺地域で見られる

Y染色体ハプログループは

C系、D系、K系、N系、O系、Q系で、

中でもO系だけはO1a系、O1b系、O2系に分けて見るようです。

しかし大きく分けると6種類しかないようで。

 

ところが、母系に伝わるミトコンドリアDNAの

ハプログループは、もっと種類が多いのです。

 

男性と女性、どちらが動き回りやすいでしょうか?

狩りや漁、戦争、いろいろで遠出するのは

むしろ男性ではないかと思われます。

(月経・出産などがないので。)

 

なぜ、父系のDNAの方が種類が少ないのか。

そこからしてもう疑問なわけです。

 

私の場合は大本営発表など盲信しないので。

 

日本と周辺地域で見られる母系継承の

ミトコンドリアDNAハプログループには

DG系統(D4、D5、G)、

M系統(M7a、M7b、M7c、M8、M9、M10、CZ)、

N系統(A、N9a、N9b、Y)、

R系統(B4、B5、F、R)、その他があるそうです。

 

アルファベットはおそらく

発見順につけられているだけで、

系統分析が進んだらM系からCZが派生し、

CZからCとZが派生している事が分かってきた

という経緯があるのだと思います。

 

父系と母系で、同じアルファベットが

同じ系統というわけではありません。

 

Wikipediaでざっと見ただけでも

父系は「Y染色体アダム」などを含めても33種、

母系は「ミトコンドリア・イヴ」などを含めると44種以上

という差異があります。

 

慣れてないと、アルファベットで呼ばれても分からないよ

という方も多くいらっしゃるかなと思います。

 

父系と母系と対応させようとするとどうなるか?

父系のK系統が

母系のN系統(アジア広域)と対応する可能性があり、

父系のK2系統が

母系のR系統(インド)と対応する可能性があります。

母系のRから派生したB(ポリネシア)やF(東南アジア)は

父系のQ(q)やRと対応してるかも知れません。

 

そして、日本語の基盤はポリネシア系なので

私は父系で言えばO、P、Qなどにこそ関心があるわけです。

 

ところが、分布している地域で考えると

父系のOと対応しそうなのは母系ではM系統なんです。

沖縄では母系M7aが他の地域より比率が高いのが知られています。

中国南部ではM7bが、台湾・フィリピン方面ではM7cが多い。

これと対応しそうな父系はO1a、O1b、O2という事になります。

 

では、チベット高原に多いという父系D系統(黄帝に敗れた

蚩尤の子孫という羌族、苗族?)と対応する母系は?

N9aとかN9bという事になるのかも知れません。

現在公表されている少ないデータからすると。

 

しかしながら・・・

そもそも最も正確な、手っ取り早い方法は

何でもべつべつに「専門家」が調査するのでなく

顔の長さ、比率、手足の長さ、血液型、

Y染色体ミトコンドリアDNAなどを

一つ一つの人骨について複合的に解析し、

データ集積をする事、に他なりません。

 

情報が知らされてないから仕方なく

母系と父系の対応を推測する・・・

本当は無駄な作業かも知れないくらいだけど

公表されてないから仕方ないという・・・そういう話なんですね。

実に馬鹿げている。

 

はっきり言えば・・・父系DNAを知られる事は

系図偽造などを暴く事になり

背乗りがばれてしまうから

「政治」権力によって制限されているのではないか・・・

と想定した方が現実に即しているのかも知れません。

 

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そして・・・正直に申しますと

私は父系DNAのデータを独占しているらしい

崎谷とかいう人物の事を「歴史を知らない人物」

だと見ているんですね。

 

義務教育と受験勉強で教わるような

建前の歴史しか知らない、大本営発表丸暗記人物

と感じているわけです。何故かと言えば

アイヌ蝦夷は同じではない、という

歴史をかじってる人からすれば当たり前の事を

「自分が発見した」みたいに吹聴してるから、です。

 

・・・ド素人は知らないのが当然なのかも知れないけれど

縄文時代から北海道にいる母系N9bと

母系Yは違う、という話なんですね。

Yはトゥングース系のオロチ、オロチョン、オロッコなど

と考えられますが、明治政府がそれを「アイヌ」という事に

してしまった。まぁ、捏造なんですよ。

 

そういう話が絡んでくるのが「歴史の真相」なんです。

それを何もご存知ない。ド素人です。

ド素人がデータを独占し、ド素人なりの分析をして

決定版として公表したがる・・・それがまかり通っている

のは「政治的」な問題だと思われるわけです。

 

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ところが。これがまた奇妙で、厄介な話なのですが

歴史ド素人の崎谷さんよりは歴史を知ってると思われる

方々が、崎谷さんの決めつけを絶対として取り入れて

いらっしゃる事があるのです。

 

で、よくよく聞いてみれば(読んでみれば)

父系D系統が縄文人の遺伝子とされているのは

たかだか3000年前の福島の遺跡の人骨がD系統だった

からだそうです。・・・それでは倭人とか隼人の

可能性大ありです。陸稲は岡山の朝寝鼻貝塚で6000年前

のプラント・オパールが見つかっているわけですから。

 

古いY染色体を分析するのが難しいのか何か知りませんが

縄文時代を語るのにたかだか3000年前で済ませるのは無いでしょ。

しっかりしてください。大平山元遺跡などを調べてください。

 

わざと、恣意的に、権力に都合のよい嘘を

でっち上げようとしていると見られても仕方ない

事が横行しているわけです。

 

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「集落の女性は弥生系の母系DNAが多いのに

男性は縄文系の父系DNAが多い」事が多々ある

そうですが、それ、男性も倭人というだけの話

かも知れませんよ。

 

間違った大本営発表を鵜呑みにしていませんか??

 

曖昧表記をやめて

きっちり母系DNA系統、父系DNA系統を書き、

弥生中期などと書かずに◯◯年頃と書きましょう。

 

そういう曖昧表記が強引なこじつけのために

多用されているわけです。