明日から侮辱罪厳罰化という事で、もう少し政治・経済や歴史にふれておきたいと思います。
少しは事実を前提にしないと、ひふみ神示の解釈も陳腐な机上の空論に堕してしまいます。
徳治主義は「徳のある」人には
「良い結果」が訪れるという理屈。
https://nihonsinwa.com/page/860.html
徳治主義というのは「徳のある人が統治者になると国が栄える」というものです。これは統治者に関わらず、国民全体に浸透しています。よって韓国ではこの徳治主義が倫理の基礎となっています。
それで庶民にとっての徳治主義をというのは、何か良い結果があれば、それはその人に徳があったからということになります。逆に悪い結果があれば、その人に徳がない、つまり、悪い人であるか、もしくはバカということになります。
実際はどうでしょうか?
未だそうなっていない場合もありますね?
原因が結果となって表れるのは、
まだまだこれから、という事もある。
ひふみ神示は、「すでに善人による完璧な支配体制が確立されている」という話ではありません。末法の世の悪がのさばっている、神はこれから復活する、という話です。どこまでも革新です。
「体制保守」の方々は、ここを根本的に取り違いしています。神示をありのままに読んでいません。
「現状、既に、善人の徳によって社会が治められている」というのは、事実に反する。悪がのさばっているのに、それを認めず、善人だから成功してるんだという嘘でごまかしている。
「認知的不協和」を詭弁で解消して済ませている。現実を直視していないと思います。
「成功哲学」は、権力者の実際を無視し、悪事を隠した戯言です。
第二次世界大戦で、ヨーロッパを焼け野原にしたナチス・ドイツ=アドルフ・ヒトラーの活動資金は、ブッシュ大統領一族が出していた。
http://mdcjbu.blog88.fc2.com/blog-entry-321.html?sp
ヒトラーの資金源=金庫となったドイツのシュローダー銀行は、その運営をブッシュ=ロックフェラーのシティバンクが担当していた。
その中心はブッシュの腹心の部下で、後にCIA長官になるアレン・ダレスであった。(・・・中略・・・)
ヒトラーにより焼け野原となったヨーロッパを「復興」するため、戦後ヨーロッパの道路、橋、鉄道、港湾等を建設し直す一大事業がマーシャル・プランとして実行された。その膨大な建設工事を銀行ブラウン・ハリマンが独占した。ハリマンはブッシュ一族の銀行である。
ヨーロッパを「自分で破壊し、自分で再建した」ブッシュ一族は、戦争=軍事産業で金儲けし、復興の建設工事で金儲けをした。全て「自作自演」である。
このような指摘をすると、改善の必要性を直視したくない方々、今のままでよいと思っていたい方々は、逆ギレしてしまう事も多いですね。
認識を変えたくない、世の中は善に満ちてると思って楽な気分でいたい、闘う姿勢をとるのは心身ともに疲れる、みたいな・・・そういう、問題から目を背け、改善努力をしないのが良い事みたいに言われている。
革新的な宗教家は、なかなか見かけません。けれど、イエス=キリスト様はユダヤ教の改革者だったし、お釈迦様はバラモン教の改革者だった。天理教の中山みき様も、大本教の出口なお様も、革新的なわけです。
「保守」として始まる宗教など、どこまでさかのぼれば存在するのか・・・歴史上は、存在してないのではないかとすら思います。
ひふみ神示 第廿二巻「ア火ハ(アホバ)の巻」
第十五帖 (四八四)
「今迄は大地の先祖の大神様の血統を落して了ふて
途中からの代りの神でありたから、
まぜこぜしたから世が乱れに乱れて了ふたのぢゃぞ、
知らしてあらうがな、よくなっとくしてくれよ、
人民 皆その通りになってゐるのぢゃ。」
天理教のおふでさき・とめふでにしろ、
全てこの調子なのに、神々を「革新」でなく
「体制保守」だと思い込んでいる方々は
大きな勘違いをしていらっしゃる。
大本営発表に騙されています。
神示や神諭やおふでさきは、大本営発表の
先入観を捨て、虚心坦懐に、まっさらな心で
ありのままに読んでみよ、という話ですよ。